芭蕉の辻をご存知ですか?
伊達政宗公が、江戸から伸びる奥州街道と仙台城からの道とが交わるところ、芭蕉の辻の交差点を基点に町割り(まちの区画整備)がなされました。
この城下町整備で仙台というまちが誕生しました。
江戸、明治、大正、昭和と時代が流れます。
昭和の時代には不幸な戦争によって、仙台は焼け野原となってしまいました。
その後、近代建物や新しい道路が整備され、仙台は美しい緑輝く杜の都として発展していきます。城下町の風情がないという声も聞きますが、実は政宗公時代の町割りの上にビルが建ち、道路が整備されているのです。
いくら先見の明があった政宗公でも、未来に100万人が住む大きな都市になるなんて考えていなかったかもしれませんね。
その町割りの基点が芭蕉の辻だったのです。
現在、芭蕉の辻とそこに繋がる大町の通りが美しく整備されています。
芭蕉の辻まちづくり協議会、一般社団法人芭蕉の辻まちづくりの会は、この歴史ある通りやまちのことをみなさんともっとよく知って、にぎわいあふれる場所にしていきたいと考えています。
芭蕉の辻まちづくり協議会
仙台駅周辺から一番町の賑わいを、芭蕉の辻、広瀬川から青葉山へ誘うまちづくりを目的とし、当該エリアの地権者や関係機関と共に次世代に継承していく新たな「芭蕉の辻」および大町通りエリア(道路および沿道民地)のあり方について協議し、まちづくりとして官民連携で取り組んでいきます。
主な活動内容
・(市)青葉山線の再整備にあわせた街並みづくり
・賑わいづくりのイベント等の企画運営
・商業交流施設や歴史伝承施設などの誘致
・出店希望者や起業を目指す若者などの支援
・その他、上記設立趣旨を推進するために必要な活動
一般社団法人 芭蕉の辻まちづくりの会
仙台城下の町割りの基点である芭蕉の辻を中心として、城下町を礎にしたまちづくりを行うことにより、魅力や風格のある仙台都心を創造し、経済・産業を発展させることで、宮城県をはじめとする東北の底上げを図るとともに、インバウンドの方々にも魅力あるまちづくりを、市民の総意で行うことを目的とします。
大町頭から大橋、仙台城方面を臨む
定期的に講演会を開催いたしております。
芭蕉の辻まちづくりの会では、「芭蕉の辻」のこと「仙台城下のまちのこと」などを一緒に学んで未来に続くまちづくりの知恵を皆さんと共有していきます。
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